内部の造作中
こんにちは、野口です。
現在建築中の住宅工事の進捗状況です。
8月の初旬に建前を行い
早2ヶ月が経ちまして大工さんによる
内部造作を行っております。
加工中の板は山北産の越後杉です。
こちらの板材と一緒に玄関収納となります。
上の写真では溝加工を行ってまして、棚板を受ける金物を埋め込みます。
このような板材は大工さんの作事場で加工された後
現場にて組み立て加工が行われます。
工場加工の既製品と違い、材の乾燥具合や反りなど
を見て加工をしなくてはならないので
手間隙は掛かってしまいます。
階段は昨日で2階まで通じるようになりました。
今までハシゴを使って昇り降りしていたので
これからは階段を使うことが出来ます。
踏み板(足を上げるところ)は杉で
蹴込み(正面の垂直部)はこれから漆喰で仕上げます。
踏み板と蹴込みに色の違いをハッキリ付けた方が
階段を認識し易くより安全に昇降出来ると思います。
階段下は収納になっていて
出来るだけ奥まで有効利用します。
壁は杉の羽目板です。
窓枠は全て越後杉によるものです。
縦に見える木材は柱で2連に並ぶ窓の中心に入っています。
この柱は化粧であらわれてきます。
2階にある大容量の納戸はほぼ出来上がりました。
床・壁・天井全て杉で仕上げています。
また勾配天井で梁は化粧であらわれます。
と、現在はこのような状況です。
今週末あたりから漆喰壁の下地などを施工していく予定となっています。