型枠組
こんにちは、野口です。
弥彦へと立ち寄った際、パンダ焼というものを初めて食べました。
これ大好きです。
さて、木造平屋工事の進捗です。
天候にも恵まれ、工事は予定通りに進んでいます。
先日ベースコンクリート打設を行って
ただ今立ち上がり型枠の組み立て作業中です。
型枠が組み上がれば立上りのコンクリート打設を行います。
型枠の中には鉄筋が入っています。
即ちこの基礎は鉄筋コンクリート造です。
鉄筋は引っ張りの力を負担し、コンクリートは圧縮する力を負担します。
鉄筋は「かぶり」と言ってコンクリート表面から鉄筋までの寸法を
適切に確保する必要があります。
なぜ、かぶりが必要かと言うと
酸性の鉄筋はアルカリ性のコンクリートに覆われている状態では錆びません。
ところがコンクリートは年月と共に少しずつ表面からアルカリ性が失われていく
「中性化」が起こります。
なので「かぶり」の寸法が適切に確保されていないと
鉄筋が早く錆びてしまったりするわけです。
錆びた鉄は膨張するのでコンクリートにヒビ割れが生じてしまうこともあります。
そうならない為にも「かぶり」をしっかり確保することは大切です。