自然素材の家(左官)
こんにちは、野口です。
中越地方の商工会から講演依頼があり
訳もわからず引き受けてしまいました。
さて、住宅工事の進捗状況です。
外壁の押し縁取り付けが完了。
大工さんが雑巾を持って、外壁全面の汚れなどを綺麗に掃除してくれました。
外壁の最下部です。
杉板より押し縁を下側へ長めにしてあります。
それは雨水が壁をつたってきた時に
水切れを良くする為です。
押し縁の長さを杉板とあわせてしまうと
水が横走りすると考えました。
小口(こぐち)と呼ばれる木の断面部は水を吸いやすく
痛みやすいので
水切れを良くしておく事は大切です。
和室の壁は土壁で仕上げます。
写真は石膏で中塗りを行っているところです。
もう一回石膏を塗り重ねた後、土壁で仕上げます。
吹抜け部の壁に1回目の漆喰を塗りました。
この後すぐ2回目を塗ります。
2回目を塗っているところです。
このあとパターンを付けて仕上がります。
こちらが仕上がった直後の様子。
徐々に乾いていくうちに色と表情が変わっていきます。