環境問題の問題。

洞爺湖サミットが終わりましたが、より一層環境やエネルギーについて

関心が高まったのではないでしょうか?

家づくりも例外なく取り組んで行かなくてはいけないテーマなのですが、

手放しに突っ走る訳にもいかない現状があることを目にしました

まず、太陽光発電。

屋根などにパネルが乗っかってるのを見たことありませんか?

あれがそうです。

簡単に言うと太陽光のエネルギーを電力に変えるシステムです。

そしてこんな問題が起こったのです。

ある人が7年くらい前に太陽光発電システムを自宅に設けました。

システム導入費用が約500万円、そのうち160万円は国からの補助金が出ました。(現在は補助金制度なし)

そして、月平均約1万円分の発電が出来るそうです。

もちろん自宅の電力として使うわけですが、余った電力は電力会社に売ることが出来ます。

1万円分だと毎月トントンくらいなものでしょうか。

ある日、そのお宅の隣に建物の建設計画がされました。

計画によるとその建物が建った場合、午前中はほとんど陽があたらなくなってしまうというもの。

そうなったら今までの発電量は激減してしまいます。

こういったケースがあちらこちらで発生してきているようなのです。

こういった現状について、補助金で住宅用太陽光発電の促進を図った経済産業省の回答は

日陰の原因となる建物などの規制については「管轄外です」という事らしい。

国土交通省の回答は「建築確認申請は地方自治体に委託している」というもの。

結局は太陽光発電を設置した人たちのこういった問題の救済措置は無いのが現状なのです。

順調に太陽光発電システムが稼動していれば20~30年で設置費用が改修できる計算でしょうが、

それは不可能になってしまいます。(メンテ費用は含まず)

更に太陽子発電の研究者の指摘も気になります。

太陽光発電のパネルの故障というのは見分けにくいもののようで

そういったメンテナンスの技術者が圧倒的に少ないということです。

さまざまな問題があるものだと現実を垣間見て考えさせられています。

16. 7月 2008 by Re-size.
Categories: ひとりごと, 住宅, 建築, 環境 | Leave a comment

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