気候講演会3。
・・・・・・・・つづき
では、このまま温室効果ガスの排出が止まらなかった場合、
新潟にどのような現象が起きるのでしょうか。
ま、あくまでも何も対策を施さなかったとしてのシュミレーションです。
平均気温が2℃上昇。
新潟市はもとより、長岡、高田、山間部も降雪が激減。
その代わり雨が増えます。
雪が降らなくなったおかげで雪解け水がなく、水の都新潟に
水不足が起きます。水不足のおかげで米の産地が米の産地でなくなります。
さらにブナ林の消失。
森にたくさんの水を蓄えることができるブナ林がなくなり、水を蓄えることの
できない土壌では地崩れなどの災害の危険性が増えます。
気候としてはミカンが作れるくらいになるのかな。
海面が1メートル上昇すると新潟市の中心部ほぼ飲み込まれます。
遠い島の国ツバルと同じです。
とまぁ、大げさに書きましたがこういった事が起きても不思議ではないということなのです。
新潟はこういった気象条件の影響に大きく左右されてしまう地域なのです。
改めて自己の活動を見直さねばと考える次第でした。