湿度と快適性

私たちが耳にする湿度は「湿度○○%」と表現しています。
この%で表現された湿度は「相対湿度」です。同じ体積の空気が含むことの出来る水蒸気量は温度によって変わります。
また、空気に含むことが出来る水蒸気のMAX状態が「飽和水蒸気量」です。そして空気に含んでいる水蒸気の重さが「絶対湿度」です。飽和水蒸気量に対する絶対湿度の比率が相対湿度となります。
例えば
気温28℃のとき、1kgの空気にMAX含むことの出来る水蒸気は27.24gです。実際に含んでいる水蒸気量が20gだとすると
20÷27.24=73%となります。
相対湿度が0%のときは空気中の水蒸気はまったく無い状態で空気は水分を吸いたがっています。気温が高くても汗がすぐ乾くので体の冷却はスムーズに行われ快適です。
反対に相対湿度100%のときは空気中の水蒸気は満水状態なので水分を吸ってくれません。汗をかいても乾かないので不快感この上ないです。人間は汗をかくことにより体温調整を行っているので、その汗が乾いてくれることが体温維持や快適性にとても重要と言えます。
野口

10. 7月 2016 by Re-size.
Categories: ひとりごと, 仕事 | Leave a comment

Leave a Reply

Required fields are marked *