今更ながら、

「経営者の条件」という本を読んでいます。

『業績は、貢献や成果という客観基準によって評価しなければならない。

しかしそれは、職務を非属人的に定義し、構築して初めて可能となる。

さもなければ、「何が正しいか」ではなく、「だれが正しいか」を重視する

ようになってしまう。そして人事も、「秀でた仕事をする可能性が最も大きな

人間は誰か」ではなく、「自分が好きな人間は誰か」「皆に受け入れられるのは

誰か」によって決定するようになってしまう。個人に合わせて職務を構築するならば、

組織は確実に、情実となれあいに向かう。しかしl今日、いかなる組織も、情実や

なれあいの余裕は無い。組織は、公平さと非属人的な公正さを必要とする。

さもなくば、優れたものは去り、あるいは失う。』

この節が妙に心の中に残りました。

14. 10月 2008 by Re-size.
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