色の効果的な使い方① グリーン

幸せな気持ちを「バラ色」、憂鬱な心境を「ブルーな気分」とたとえるように、心の表現としてしばしば色が用いられるが、実際に色は心身に大きな影響を与えるといいます。たとえば、抑うつ症の妻を抱えて悩む夫が、色彩専門家のアドバイスに沿って青系統にまとめた部屋を赤系統にしたところ次第にうつ症状が改善したという報告があります。また、工場に色彩計画を取り入れると作業能率が高まり、事故が減少したという事例もあります。

また視覚だけでなく、皮膚でも感じられるので、たとえ目隠しをしていたとしても皮膚は色光に反応して筋肉を緊張させたり緩めたりします。年をとるほど色のない生活に陥りやすくなります。意識的に色を選び、心身に刺激を与えるといいでしょう。カーテンやベッドカバー、クッションカバーなどの色を季節に応じて変化させるのもお勧めです。

色によって体感温度が三度変わると言われています。海外のユニークな研究があります。それぞれ六色の異なる色に塗られた部屋に入室して座ってもらうと、室温十八度であったにも関わらず温かさの感じ方に差が出ました。オリーブグリーンの部屋を最も温かいと感じた人が多く、実際の温度よりも五度も高く答えた人もいたといいます。オリーブグリーンとは黄緑色。普通の緑色でもいいです。緑には自然に目のピントが合い、見るのに余分な力を必要としないため筋肉をゆるめます。緊張を解きほぐして精神安定にも役立つ、健康効果として優れた色です!何色がいいか迷ったらまずは部屋にグリーンを!!

新発田モデルハウス「太陽光発電と電気自動車で暮らす家」

株式会社Re-size.

26. 10月 2019 by Re-size.
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