暖房器具と空気汚染
新潟の冬はどのご家庭も何かしらの暖房器具を使っています。ここ最近の新築住宅は気密性が高くなっているので暖房器具選びも迷うところです。
開放型暖房器具で代表的なものは石油ストーブやファンヒーター。昔の家は隙間がたくさんあったので開放型暖房が一般的だったのですが、現代の家は気密性が高くなっているので、開放型暖房を使用すると室内の一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物濃度が相当濃くなるので危険です。また燃焼しながら水分を出すので室内にカビや結露を発生させ易いです。
その点、FF式暖房燃焼に必要な空気を給排気筒を通じて屋外から取込み、燃焼ガスを排出する方法です。暖房中室内の空気を汚さず湿気も出しません。ただ片付けができない為据置となります。
エアコンは高気密高断熱の家と相性が良く、空気も汚さず省エネ性も高い暖房器具です。電気ストーブやオイルヒーターも空気を汚さない点では優れていますが、省エネ性は高くありません。エアコンはヒートポンプという原理で1のエネルギーを3倍や4倍にもできます。