賃貸VS持家
住まいは賃貸と持家どちらが良いか?そんな風に考えた事のある方はいるのではないでしょうか。
結論から言うとどちらが良いかはその人次第です。
その人次第というのはその人が何を重視してるのかとも言えます。
例えば家賃や住宅ローンのお金、単身なのか家族と住むのか、快適性や省エネ性などそのほかにもその人が重視している事があるかもしれません。
自分だったらとして賃貸か持家かを考えた結果、一般的にはどちらを選んでも家賃、住宅ローンの支払い総額にはそれほど大差ないです。
格安物件を借りて住むなら家賃は安いでしょうし高額な家を買えば住宅ローンもそれなりになります。それは当たり前の話しで比較になりません。その人次第です。
持家には固定資産税とか掛かるしと言っても賃貸でも更新料や引越し費用、敷金など考えればそんなに大差ないです。
むしろ賃貸と持家の決定的な違いは建物の「質」です。
建物の質は住む人の健康と快適に直結します。もちろん賃貸よりも持家の質が格段に良いのは言うまでもありません。
なぜそこまで建物の質が決定的に違うかと言うと建物を所有している人の目的が違うからです。
持家は建て主さんの要望が反映され、健康的で快適な住まいの提案を受けたならばそれが実現できます。お金の支払い先は工務店やハウスメーカーとシンプルです。
一方賃貸の場合、建物の所有は大家さんとなり家賃収入が目的となります。出来るだけ収益をあげたいと考えれば建築コストは安く済ませます。そうすると快適性が劣ってしまう可能性が大です。そして賃貸に住む場合、お金の支払い先は借主さん→不動産屋さん→大家さん→建設会社となり多くの場面で利益を上げなくてはなりません。
もし、住まいの支払い総額にそれ程差がなければ建物の質について考えて見ても良いのでは?と思います。