収納はタップリと
戸建住宅の収納割合は一般的には床面積に対して13%程度といわれています。
ただしこれは相当個人差があるように思いますし、現代は多様性の時代となり、余計に一般的が何かわからなくなってきています。
収納とは本来使わなそうなモノを詰め込む事ではなく、必要なモノを使い易く仕舞う事だと思います。
収納に限った事ではありませんが、何坪とか何畳のように器の大きさから考えていくとムダなスペースができやすいです。
誰しもムダなスペースを作りたくありません。
限られた中でムダを作らない為にはイメージを具体的にする事です。例えば「収納はこれくらいは必要かも」の「これくらい」が「〇〇が5個分くらい」みたいに明確なほど良いです。
生活してみないとわからないからと言って収納を多くしてみてもモノが溢れてしまうなんて事もあります。曖昧なままだと結局いくら収納があっても足りません。
冒頭で述べた一般的な収納の割合13%は目安ではあるかもしれませんが、これより少なくても充分という人もいるでしょう。
よく考えてみて欲しいのは収納の主人は「モノ」です。モチロン収納がいらないと思いませんが、限られたスペースの中では主人が「人」である家づくりを忘れないで欲しいと思います。