冬本番。
大荒れの天気です。
通勤電車も30分の遅れで駅では待ちの乗客で混雑しています。
電車に乗り込むと既に車内は混雑していて、
僕はドア付近に乗り込みました。
雪と風の影響からか、電車は徐行運転でノロノロと進んで行きます。
途中の駅でも乗客が溢れているようで、
一駅一駅乗客の波が乗り込んでくる度にギュウギュウになっていきました。
「これでは全員乗り込む事は出来ないだろうな」と言うぐらい混雑していても
どんどん乗り込んできます。
あちらこちらで声にならない声やため息、そして「痛い!」などと聞こえてきます。
僕のポジションは通路を背にして窓の方を見ている体勢で
目の前には、中年の男性が座席に座っています。
背中からどんどん圧迫されながらも何とか両足で踏ん張ってましたが、
踏ん張りきれず、窓側の壁に手をついて耐えていました。
そうですね、つっかえ棒みたいな感じです。
途中の駅に停車する度に、その手には力が入っていきます。
気付けば僕の顔の真下に男性の頭が・・・・・
かる~いジャワ加齢臭をくらいながら、何とか耐えていました・・・・
せめてバーモント加齢臭にして欲しかった・・・・(ウソ)
終点に到着。
ようやく開放されてホッとしました。
こんな満員電車は始めての経験です。
乗車率は200%を超えているのかと言うほどです。
きっと道路も混雑しているので、車通勤の方も大変だったのではないでしょうか。
こういった光景は新潟の冬本番が始まる合図みたいなものです。