コンセントの不思議
私たちが日常でよく使うコンセント、よく見ると左右の穴の大きさが違いませんか?
テレビや冷蔵庫などの電気製品のプラグを差し込む「コンセント」の穴は、一般的には右の小さい方(7㎜)は電源側といって電圧がかかっていて、左の大きい方(9㎜)の穴は接地側でアースにつながっているそう。
このアースはコンセントなどに通常より高い電圧がかかるのを防ぐために使われています。
ここで一つ疑問。
洗濯機とか電子レンジを置く場所によくアース付きのコンセントがありますが、あのアースとコンセントの左側はどう違うのでしょうか?
実は、コンセントの左側のアースは、落雷や電線の故障などの電力側の事故に備えたもの。
それに対して、洗濯機や電子レンジなどで見られるアースは、感電を防止するためのもので、きちんと接続しないと危険なのです。
ちなみに、電気製品のプラグはどっちの向きに差し込んでも使えますが、AV機器などには差し込む向きが決まっている機器もあり、逆に差し込むと画質や音質に影響が出る場合もあります。
きちんと差し込まないと、ショートして火災の原因になったり、小さい子どもやペットが触って感電事故になったりします。
コンセントは正しい向きで、きちんと差し込みましょう。