寒暖差疲労 対策
秋は寒暖の差があらわれやすい季節です。数日で冷えこむようになったり、昼間と夜で気温差も大きくなったりします。
そんな季節の変わり目である秋は寒暖差疲労になりやすいです。
寒暖差疲労とは言葉の通り寒暖差によって疲労が蓄積されることを言います。また、「秋バテ」とも言われています。
寒暖差疲労によって起こる症状は、身体に起こる症状と心に起こる症状があります。
身体に起こる症状は身体の冷え、めまい、頭痛、肩こり、顔のほてりです。
心に起こる症状は食欲がなくなる、睡眠障害(眠れない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める)、イライラする、落ち込みやすくなるがあります。
寒暖差疲労は寒暖差のあるところを行き来することで起こりやすく、
近年では、温暖化による朝、昼、夜あるいは前日との気温差が開くようになったりエアコンの設備が発達したことにより、家の外と中での気温差で寒暖差疲労が引き起こされやすいです。
寒暖差疲労を溜めないためにどのような対策をすればよいのでしょうか。
一つ目は、生活習慣から整えることです。特に食事は寒暖差疲労を溜めない予防としては重要です。3食バランスのとれた食事を摂取するようにしましょう。また豚肉や大豆などのビタミンB1は疲労回復へ効果的です。
二つ目は、軽い運動をすることです。散歩やストレッチは血液の循環を良くし寒暖差疲労を改善できる可能性があります。通学や通勤で歩くことを意識したり入浴後にストレッチをするなど生活に軽い運動をとりえてみましょう。
三つ目は、体を温めることです。身体を温め方には色々ありますが、特に効果的なのが入浴です。
入浴は、自律神経を整えることに加えて睡眠障害の改善にもつながります。
38~40℃のぬるま湯に10分程浸かると良いです。また、3首と言い、手首、足首、首を温めることで温まった血液を効率よく全身に回すことができ身体を温める効果が得られます。
秋は寒暖の差が激しく体調を崩しやすいですが、今回紹介したものを参考にしていただき
体調に気を付けてほしいです。