グリーンを取り入れて癒し空間を作ろう!
アースカラーの家具はグリーンと相性抜群!
インテリアにグリーンを取り入れる場合、部屋全体が“自然”を思わせるアースカラーで仕上げるとよいでしょう。設置する家具は、温かみを感じるブラウンやベージュなどのアイテムがおすすめです。
また壁紙はマットな白系をセレクトすると、日差しが反射してグリーンがより鮮やかに見えますよ。
お部屋のメインとなるソファなどの大きな家具は、ナチュラルな曲線や丸みのある有機的なデザインものをセレクトするのがポイント。
ボタニカルインテリアでは、お部屋全体の色合いが単調になりやすいので、ラグやファブリックアイテムをアクセントとして加えてみるのもおすすめです。
この写真のコーディネートはラグを2枚重ね、さらに片方のラグを斜めに敷き空間に動きをつけています。ラグのカラーアレンジで、簡単にこなれた雰囲気を作ることができます。
ボタニカルミックスコーデには天然素材の雑貨が◎
柔らかな雰囲気の空間を作りたければ、できる限り自然素材のものをセレクトしましょう。グリーンを入れるポットや、その他のインテリア雑貨も自然素材が多いのが分かりますよね。ちなみに、壁に立てかけたはしごは、流木を拾い集めてDIYして作ったものです。
部屋全体がナチュラルなテイストで統一されていれば、このようなDIYアイテムもしっくりと馴染んでくれます。
クールな雰囲気のお部屋に仕上げたい場合は、アンティークやシャビー加工のある家具や雑貨をセレクトすると濃淡のコントラストが出てグリーンが映えます。
これが正解!グリーンの基本的な飾り方
数年前から人気のハンギンググリーン。天井から吊るすタイプのグリーンです。
バランスを見ながら高低差をつけることで、空間に立体感とリズムが出て視覚的にも美しくなります。癒しの効果もあるため、部屋の印象がぐっと心地良くなります。
また、コーディネートの豆知識として、部屋に入った時に最初に目に入るコーナーや正面を意識すると素敵に仕上がります。
この目を引く場所を「フォーカルポイント」と呼びますが、ここを意識してコーディネートすると部屋全体の印象が良くなります。このフォーカルポイントに大きなグリーンを置くのも◎。まず視線がグリーンに集中するので、部屋全体をナチュラルな印象にすることができるのです。
床置きのグリーンは、光が入りやすい窓の近くに置きましょう。
グリーンを室内で育てるうえで必要なのが、「日当たり」と「水やり」と「風通し」の3つ。特に「風通し」を忘れがちですが、換気をこまめに行うことで空気も入れ替えできます。窓の近くに置けば、「日当たり」と「風通し」がよいのでグリーンも元気に育ちます。
グリーンのお手入れをすることで生活にもリズムがつき、部屋も美しく整えることができるような気もします。植物の成長や季節によって表情を変える姿にワクワクしたり、暮らしがいっそう楽しくなりますよ。お気に入りに囲まれたお部屋づくりの参考にしてください。