家づくりのコストダウンポイント10(ポイント4、既製品を上手に使う)
家を構成する仕上げの建材は種類や量がかなり多く、そして注文品と既製品があります。
一つの例ですが、内部の建具が注文品の場合、まずはデザインや納まりなどの計画を行い、材木を仕入れ、現場で採寸し、仕入れた材料の加工、製作を行い、現場で取付ける、といった大まかですがこんな流れとなります。
一方既製品の場合、カタログやサンプルから選び、現場に納品、取付け、という流れとなります。
注文品は好きなデザインや素材が選べ、オリジナリティが高い分、手間が掛かかりコストアップしやすく、既製品は決まった中から選ぶという省力化によるコストダウンしやすい、といった違いがあります。
もちろん既製品でも高額な商品はあるので、それらを選択すれば既製品でもコストダウンにつながりません。
既製品は収納に関するものや、仕上げがシンプルなものを上手に使えば、建物のオリジナリティを損なう事なくコストダウンにつながります。