機能的で、おしゃれに!毎日が楽しくなる子ども部屋のつくり方
「色」を取り入れてワクワク感を演出する

居室の壁は「白」を選ぶ方が多いと思いますが、子ども部屋の壁は部分的に「色」を取り入れると海外のお部屋のように可愛らしく仕上がります。
色を選ぶ際は、部屋のイメージや方位(部屋が北側か南側か、日光が入るかなど)、お子さんの好みや性格なども考慮してみてください。一般的に、暖色系(赤・オレンジなど)は明るく元気が出る色。寒色系(青・青緑など)はすっきりと落ち着いた雰囲気で、勉強に集中できる色と言われています。
色に迷ったら、どちらでもない「中性色」と呼ばれる緑や紫もおすすめ。淡い緑や紫はどんな色のアイテムが来てもコーディネートしやすい色です。
模様替えしやすい子ども部屋って?

子ども部屋は、10年くらい模様替えをしていないという家庭が多いようです。何度も模様替えするとお金もかかりますしね。
でもその間に小学生の低学年だったお子さんも中学生、高校生へと成長していきます。すると、子ども部屋をつくった当初はしっくり来ていた動物や乗り物柄の壁紙も、成長とともに違和感が出てきてしまいます。

長く楽しめる子ども部屋をつくるなら、壁の一面に「無地」を入れ、可愛らしい要素は布もの(カーテン、ラグ、ベッドカバー、クッションなど)に取り入れるのが◎。そうすることで、成長とともに手軽に模様替えすることができます。
おもちゃをおしゃれに収納する方法

子どものおもちゃや絵本は、鮮やかな色が多いですよね。いろんな色が同じ空間に集まっていると、まるで色の洪水…。散らかって見えてしまうのはそれが原因です。
しかし、毎日遊ぶモノなので全部をしまい込むわけにもいきません。だったら「見せる収納」と「隠す収納」を組み合わせて収納しましょう!
「見せる収納」は、文字通り、収納せずにオープンにして片付ける方法です。見せるものは、なるべく色が似ているモノ、つい見せたくなるようなおしゃれなデザインのモノがいいですね。置く場所を決めたら、近い色同士を固めて飾るようにするとすっきり見えます。

「隠す収納」で片付けたいのは、中位サイズ&小さなおもちゃ、そしてカラフルなおもちゃです。
中位サイズのおもちゃは、専用の「なんでもボックス」を準備しましょう。使ったらとりあえずそこに入れるだけなので子どもでも簡単です。
メモ帳やシール、小さなおもちゃなど、細々としたモノは、引き出しに収納すると便利。どこに何を入れるかを決め、「出したら片づける」ことを習慣にして、お子さん自身で上手に片付けられたらたくさん褒めてあげましょう!
学習デスクは勉強に集中できるレイアウトに!

小学校に入学するタイミングで、学習デスクを購入されるご家庭も多いのではないでしょうか。いざ買ってみたものの、どこに配置したらいいか迷ってしまう方も…。
学習デスクは、壁に向かって置き、入口に背を向けないレイアウトが勉強に集中しやすくなると言われています。
以前、風水の専門家に話を伺ったところ「窓に面していると外を眺めてしまうし、入口を背にすると背後に対する危機感から集中できない」と教えてくれました。学習デスクの配置に悩んだら参考にしてみてください。
新生活に向けて子ども部屋づくりを検討している方も多いと思います。お子様と一緒に、子ども部屋のコーディネートを楽しんでくださいね。