情報とは。

今はインターネットというとても便利な道具があるおかげで

様々な情報がすぐに手に入る世の中です。

家づくりを考えている方も例外なくインターネットによって

情報を探し、そして情報を知ることができると思います。

でも簡単に手に入る情報が情報の全てではないことも

我々は知っておかなくてはいけないと思います。

何が言いたいかと・・・・・

ある家づくりの話。

基礎コンクリートを打設したときに雨が降っていたそうです。

実際はどのような状況かはわからないのですが、

そういった状況でのコンクリート打設が

コンクリートの品質に悪影響であるということを

建主さんはインターネットで知ったそうです。

建主さんがどこまでの情報を知り得たかはわかりませんが、

結局打設したコンクリートの圧縮強度の試験をする

ということになったそです。

打設後のコンクリートでテストピースも採っていなかったということで

シュミットハンマーという器具を使い試験をすることになりました。

そして巡り巡って何の因果かその試験を僕がすることになりまして・・・・・ねぇ。

確かにコンクリートの話をすると結構しゃべりまくっていた気もしないでは

無いのですが、知らない相手とは言え頼まれると断れませんで・・・・・ねぇ。

話を本題に戻します。

本来であれば、施工者が建主に対してしっかり説明すれば

済む話のような気がしますが、説明が出来ない施工をしていたと

したらそれはそれで問題かなという気もします。

インターネットで拾える情報はたくさんあります。

建主さんもそこからの情報を施工者側にぶつけてくることもある訳で

我々は情報のうわべではなく奥の奥に踏み込まなければ建主さんに

納得のいく説明は出来ないと思いました。

それは誰もが拾える情報ではなく、

自らが経験したことやモノの本質を知ることから始まるのだと思います。

常に我々は誰よりも情報の先を捉える努力をしなくてはいけないのだと

改めて気づいた今日この頃です。

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新潟で自然素材の家づくり・リフォームのRe-size.

24. 3月 2009 by Re-size.
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