節電対策をしながら暑さを乗り切りましょう
電力不足が話題になっている今、節電対策は大切。
暑さ対策とともにポイントを紹介します。
◇エアコンを節電しながら上手に使いましょう
暑い日はエアコンが必須ですが、扇風機やサーキュレーターを併用することで効率よく室内を涼しくできることはもうおなじみですね。
さらに冷気は下にたまるので、吹き出し口を水平にすることで、効率的に冷房を活用できます。
ほかに、フィルターをまめに掃除することもエアコンの運転効率アップにつながります。
十分涼しいから、と、運転を停止すると、再びつけるときに大きな電力を使うので、停止ではなく、温度設定や風量設定を控えめにして冷え過ぎを防ぐ方が省エネに。
外出先から帰宅後、いきなりエアコンをつけると、室温を設定温度に近づけようとエアコンが頑張ってしまうので、室内の熱気を外にある程度逃がしてからつけると節電につながります
室外機にも、節電につながるポイントが。室外機に直射日光が当たると、エアコンの稼働効率が下がるので、室外機に日よけを設置しましょう。また、室外機のまわりをスッキリさせることもポイント。上やまわりにモノを置かず、周辺に草が生えていたら抜きましょう。
◇ちょっとの工夫で節電しながら快適に♪
「クールシェア」という言葉はご存知ですか? 1カ所に集まり、涼しさを分かち合うことで、節電につながります。おうちでもリビングに家族が集まってエアコン稼働を1台で済ませることもクールシェアです。また、暑さが厳しいといわれる午後1時~4時は、公共の場に出かけるのもクールシェアに。図書館や百貨店、ショッピングセンター、レストラン、カフェ、ショールームといった施設でゆったり過ごすのも良いですね。屋外は猛暑の日は難しいですが、日陰や木々が多い場所なら、のんびりひと休みできるかもしれません。
ほかにもちょっとの工夫で節電に。カーテンやブラインドで直射日光を防ぐとお部屋の快適さもアップ。遮熱カーテンもおすすめです。暑いと冷蔵庫を開ける回数も増えますが、開けると冷気が外に漏れ、閉めた時に冷やそうと電力を消費するので、開閉の回数を減らすことも大切です。
電力に頼らないアイテムを使うのもおすすめ。涼感タイプの敷きマットや、冷凍庫で冷やして使うひんやり枕、首に巻いてひんやりするタオルも節電しながら暑さ対策にもなります。保冷剤をガーゼやハンカチに巻いて首や頭を冷やすのも良いですよ。ちなみに、保冷剤を扇風機に設置して涼しさをアップできるアイテムもあるので要チェックですね。入浴時にミント系の入浴剤を使うとスーッとして気持ちが良いです。ハッカ油を浴槽に3~5滴入れるのもおすすめです。