山古志
群馬県へ行った帰り道。
県境を過ぎ新潟県へ入り、しばらく走ていると
道路の案内標識に「山古志」の文字が。
中越地震で多くの被害を受けたこの地域ですが、
ようやく「牛の角突き」も見られるまで復興しています。
山古志には棚田に象徴される日本の原風景が今尚残っています。
以前どこかでこの棚田の写真を見て、
一度自分の目で見てみたいと思い
少し寄り道して帰ることにしました。
初めて訪れるその地は行けども行けども山を登っていきます。
ようやく民家が見え始めたところで
すばらしい景色が目の前に広がってきました。
秋の風が一足速く吹くこの地に
しばらく時が止まった感じがして、
懐かしさを覚えました。
ゆっくりと車で移動しながらその地を
探索しているとカメラを構えた一団が。
そこはまさに絶好の撮影ポイントで、
私も低性能のデジカメでパシャリ!
この風景は永遠にこのままでなくてはならないと
強く思った瞬間でした。