電気自動車研修(その3)
新潟県テクノスクールにて第二回電気自動車研修・・・・前回の続き
実験の様子はこちら!(iphoneからの撮影動画なのでフリーズしている場面もあります)
この研修でのメインイベントは
電気自動車とガソリン車の出力比較実験です。
実験の方法はと言うと
実験室にあるエンジンを5000回転から500回転まで500回転刻み
で回転数を下げていき、
馬力、トルク、燃料消費などの計算を行います。
2階にある実験室に入ると
アイドリング状態のエンジンがドコドコ言っています。
このエンジンは30年くらい前のものだそうです。
そしてこのエンジンをコントロールする機械がこちら。
こちらで操作しながらエンジンの回転数を
調整します。
まずは5000回転から。
むき出しのエンジンは5000回転ともなると
室内ということもありすごくウルサイ音です。
機械についているダイアルが車のアクセル代わりになっていて、
5000回転付近に合わせます。
しかしこれがなかなか合わない。
これでよし!
とダイアル位置を決めたと思っても
もうどうしようもないくらい
回転数が上下するもんですから参りました。
実験室内はもうエンジンからの熱気がスゴイのスゴクないのって!
(スゴイのほうですよ)
何とか500回転刻みにダウンさせながら
実測回転速度、動力計加重、燃料消費データを採り
3000回転の実験に入ったところ、
このエンジンの最高の不機嫌さに見舞われました。
その不機嫌さに機械操作をしていた方がダイアル操作を誤り
フルスロットルにしてしまい
エンジンがスゴイ唸りを上げ緊急停止。
その1秒あるかないか位で
パァァ~ン!
とバックファイヤー!
ちょっとした爆発です。
これには焦りました。
こんなハプニングがありながらも
無事に実験を終え、
頭が働かなくなってくる時間帯にも皆さん
データを基に計算をしました。
それによりこのエンジンの馬力やトルク、
燃料消費量などが求められ
今回の研修は終了いたしました。